リモートワークが定着し、家で過ごす時間が増えた方も多いと思います。お子様がいらして仕事をお持ちの方は、公私の境目が付け難く、より多忙な日々を送っていらっしゃるのでは無いでしょうか。知り合いの仕事を持っている女性は、在宅勤務の場合は家で仕事をする時間だけ保育園に子供を預けていると言います。仕事と家事、子育てなどが重なった時の時間のプライオリティの付け方は難しいものです。私も今思うと、どう時間のやりくりをしていたのかと、怒涛のように流れて行った時間を、不思議な感じで思い出すことがあります。
私がお茶の先生だけではなく、他の仕事も始めた頃、帰宅時間が夜9時を回る事が度々ありました。仕事だからと割り切っていても、帰宅後に食事をするわけですから、家族に対して多少の引け目を感じていました。ですから、出来るだけ家族が居心地が悪いと思うような家にはしたくないと思っていました。その為、私はその時の状況に合わせて最低やるべき家事をゼロとし、日によってプラスにしたりマイナスにしたりしていました。このプラス、マイナスと言うのはお掃除や洗濯などの事です。
家事のトップは料理です。人は食べなくては生きられません。ですから、食事の支度は外せません。とにかく、作り置きや、外食、出前でもしない限り料理をしない日はありまん。今日は外食、と決めた日はホッとしていました。
私は仕事が増えた時、まず食洗機を買いました。後片付けだけでも随分簡略できます。器を企画する仕事をしていましたので、食洗機を使えない器を色々揃えていました。これは困ると思い、磁器中心の食洗機に対応できる食器に替えました。
余りに忙しい時はお惣菜を買う事もありましたが、どんな時にも一品だけは心を込めて作るようにしました。冬場は電気鍋を活用、夏場は電気プレートでの料理で時間の短縮を計りました。
仕事を始めてからの掃除は、ちょこちょこと気付いた時にクイックルワイパーで済まし、時間があれば丁寧に掃除機をかけるようにしました。でも休日も仕事で出かける事があり、かなりいい加減だったように思います。
洗濯は日を決めていましたが、絶対ではありません。その日の状況で気持ちの負担にならない程度に済ませました。タイマーを使い、夜のうちに済ませておくのもいいかと思います。
ただし、花は欠かしたことがありません。心を明るくし、季節を感じることができるからです。元気ももらえます。テーブルに一輪でも良いのです。明るい色調の花がある事で心が和みます。
さて、お花もお取り寄せができるとご存じでしょうか。
一本からでも届けてくれます。私は毎月、どんな花が届くのか待つのが楽しみです。ちなみに、我が家に届いた今月の一月の花はフリージア・チューリップ・ラナンキュラス・スイトピーそしてユーカリ、黄色でまとめてありました。
私の家事の仕上げをしてくれたのは、いつもその時々の季節の花々です。
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