風が変わったかしらと思う瞬間や、蝉の声が遠のき夕暮れともなると秋の虫の音が聞こえるようになりましたが、まだまだ暑い日が続いています。夏の疲れを感じてはいらっしゃいませんか?そのような日に、何にも食べられないと言いながらもつるりといける美味しい「そうめんサラダ」をご紹介します。この料理は95年版の暮しの手帖社発行、「別冊 ご馳走の手帖」に掲載されたものです。私はそれを参考に、自分流のアレンジを加えながら長年作ってきました。簡単ですからどうぞお試しになってみてください。
そうめんサラダ
材料
そうめん 4束 固めに茹でる
玉子 3個 錦糸卵にする
カニ風味かまぼこ 3本 ほぐす
ロースハム 5枚 線切り
さやいんげん 10本くらい 塩茹でして半分に切る
なす 2個 2センチの輪切りにして油で揚げる
プティトマト 7個 クシ型に切る
ソース 中華風ドレッシング(市販のサラッとしたもの)
作り方
そうめんは少し固めにゆでておきます。下準備のできた、きゅうり、カニ風味かまぼこ、いんげん、なす、トマトを、そうめんと中華ドレッシングであえます。上に金糸玉子とロースハムを飾ります。
以上が本にある作り方です。
我が家では本の材料にこだわらず、冷蔵庫にある材料でこの料理に合うものを使っています。さやいんげんは、きゅうりやアスパラに替えてもいいでしょう。ただし、味の上で素揚げのなすとトマト、見た目の点で錦糸玉子とハムは必ず使います。なすの素揚げもフライパンにオイルを少し多めに入れ、揚げると言うより焼く感じです。でもなすが入ると断然味に深みが出ます。
私のうちでは中華ドレッシングは自家製です。材料は砂糖、しょうゆ、酢、ごま油を混ぜて好みの味にします。また、各材料は準備をしたら冷やしておきます。食べる前に全てを混ぜ合わせて出来上がりです。
この時期どうしても食欲が落ちるのですが、このお料理だといくらでも食べられます。
最近は娘が作るようになりました。美味しいので、「毎日でもいいわ」と言いましたら、呆れられました。難しく考えないで、気楽にお作りになってみてください。
ESPOIR 〜希望〜をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。