旅の思い出 ベトナム・屈指のリゾート!フーコック島への旅1

ハッピーバースデーのタオルアートです

2019年12月下旬、私たち親子はベトナムにあるフーコック島へ旅行に出かけました。その翌年2020年は、コロナ禍、パンデミックで大騒ぎになったのですから、海外旅行に滑り込めた最後のチャンスだったのだろうと思います。もちろん今は大部分の国で入国制限が解除されましたので自由に海外旅行が楽しめます。

今日はその時のフーコック島の印象を書きたいと思います。

最初ベトナムと言う言葉には、何か引っかかってしまう思いが私にはありました。もう遠い過去かも知れませんが、ベトナム戦争です。ベトナム戦争に関しては割愛しますが、大きく国の舵取りを変えた国が、今はどう変わっているのでしょう。私は壁が壊される前のドイツ、東ベルリンを訪ねており、銃を構えた兵士に引率されなければ、トイレにも行かせて貰えなかった経験がありました。一種の恐れとでも言うのでしょう。資本主義と社会主義の国では違うという思いが引っかかった原因でした。でも、娘達の「ベトナムと言っても今のフーコックはバリ島に倣って成長しているリゾートの島よ」と言う言葉に押され、好奇心も手伝い機中の人になりました。

私達は成田空港からベトナム航空で一旦ホーチミン・タンソンニャット国際空港まで飛び、それからフーコック島のフーコック国際空港に向かいました。ホーチミン空港で空港の検査場を仕切っているのは軍人です。そこでは靴も脱がなくてはなりません。いかめしく表情も厳しい軍人に東ベルリンの兵士を思い出しました。私達の旅はリゾートが目的ですが、気分を萎縮させるような扱いでした。しかし、フーコック島の空港はゆるりとした感じもあり、やっと飛行機から解放された開放感を味わいました。

フーコック島での滞在先は「プレミア ビレッジ フーコックリゾート」です。実はこの旅は娘達からのプレゼント、私の誕生日を祝う旅でもありました。

ホテルまでは迎えの車に乗って向かいます。やはりこれからの観光地と言うのでしょうか。道路幅は真っ直ぐに伸びてすごく広いのですが、ホテルに着くまで建物はほとんどなく、奥は鬱蒼とした森が広がっていて15年程前のバリと変わらない感じが致しました。

到着したホテルは少し高台で海に面しており、海から吹き上がってくる風が心地よく流れていました。ちょうどクリスマスを控えてラウンジにはクリスマスツリーなどの飾り付けが華やかです。私達は半袖で、初めて暑いクリスマスを過ごす事になりました。フロントでのコミュニケーションは次女が英語でとっていましたが、現地の人の英語は分かりにくく、やっとフランス人のスタッフの英語で手続きを済ませる事が出来ました。

フーコック島のヴィラからの眺めです

案内されたヴィラはビーチフロントヴィラで海に面し、プール付きです。しかもヴィラの一部屋の広さと言えば350㎡以上あり、3階建てに中2階もあります。突然賑やかな声が聞こえ、垣根越しにお隣を見るとアラブ系と思われる大家族がプールではしゃいでいました。

2階のテラスから外を見ると海は目の前です。この日はヴィラの探検で過ごしました。夕食はルームサービスです。お決まりのフォーや地鶏、生春巻きが有名だと聞いていましたのでオーダーしました。さすがに本場のフォーや生春巻きは美味しい。地鶏も美味です。すでに空港でもフォーは頂いていましたが、どこのフォーも甲乙つけがたくそれぞれに忘れられない味です。メインのベッドルームには私の為にハッピーバースデーの文字とタオルアートで可愛いウサギが2羽祝ってくれていました。

国内のホテルでもそうですが、いつも私がホテルに求めているのは癒しです。心も身体もそこの風土に委ねることができたら最高です。大家族でも充分寛げるこのヴィラでの空間は、天井も高く開放感にあふれていました。期待通りだったのは言うまでもありません。

翌日は海に出てみました。日没の素晴らしい海の情景については次回に書きたいと思います。


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