あなたは今お使いになっている化粧品に満足されていますか?今回は化粧品について書いて見ようと思います。
昔は高校を卒業する時、資生堂とカネボウ化粧品が女子の卒業生に基礎化粧品のキットをプレゼントしていました。当時の女子高生にとっては制服に縛られた3年間からの脱出です。私もこのプレゼントが嬉しくて、基礎化粧品を使ったのはこれが初めてでした。しかし、その中のどの化粧品かは覚えていないのですが、顔に赤い湿疹ができてしまい、何か別の化粧品を自分で探さなくてはならなくなりました。
数年経ってから、20代の初めの頃かと思いますが、朝日新聞の広告欄にゲランの基礎化粧品が紹介されていました。何となく、「これだ!」と言う直観めいたものがあり、早速買ってみました。化粧水、乳液、クリームだったでしょうか。とにかく品数が少なくて良く、肌にトラブルが出る事も無く、瓶も素敵だったものですから大変気にいって使い続けました。その後、他の化粧品にも挑戦しました。例えば、コーセー、アルビオンやコティと言ったメーカー品、一時期ブームになった自然派化粧品(レモン水)なども使ってみました。どれもそれなりに良い化粧品だったのですがいつの間にかしっくりこなくて、結局いつもゲランに戻りました。
ゲランに戻った理由は、一つにはお店の方の対応が良かった事ではないかと思うのです。単に売るだけではなく、コットンの使い方、脂っぽい肌をおさえる時のティッシュペーパーの折り方や使い方、口紅を塗った後の押さえにティッシュペーパーをどう折って使ったら良いかなど、事細かに教えて下さったのです。アイケアを早くから勧めて下さった事も今思うと良かった事の一つです。目のまわりは皮膚が薄いので、とにかく早くからアイクリームを使うよう言われました。
化粧品に対する考えが大きく変わったのは、化粧品の個人輸入を始めてからです。
始めた理由はいくつかあります。日本で買う海外ブランドの化粧品が、インターネットでは安く買えると言う事です。ゲランもインターネットで購入すると随分お安くなります。海外旅行に行きホテルでエステを受けた時、勧められて使い始めた化粧品が素晴らしかった事も理由の一つです。それは日本では売られていません。海外のオンラインサイトから探すのです。世界中には素晴らしい化粧品がたくさんあります。私に日本人の肌には日本の化粧品が合うと言う考えはありません。最初に使ったゲランが、日本の化粧品より合っていたからでしょう。
私は日本で扱っていない化粧品を多く使っています。今までで特に良かったのはオモロヴィッツァ(ハンガリー)の化粧水、バリ島のホテルのエステティシャンに教えて頂いたバボール(ドイツ)の美容液、他にも色々試してみました。一時期は香料のきついものを避けて自然派の化粧品ばかり探した事もありました。化粧品は消耗品ですのでコストパフォーマンスの良いものでないと長続きしません。その時々のお財布事情に合わせてより良い製品を探します。今は、フィロルガ(フランス)やエレミス(イギリス)などの化粧品を多く使っています。でも、昔のように一つのメーカーで揃えているわけではありません。自分の肌と相談しながら小さなリニューアルを今も繰り返しています。
一生、人は自分と付き合わなければなりません。私が30代の頃、祖母がシワシワになった手を撫でながら「こんなになってしまって!」と嘆いていた様子が目に浮かびます。少しでも綺麗でいたいと願うのはどんな年齢になっても自然な事だと思うのです。
たかが化粧品の事と思われるかもしれませんが、私はいつまでも自分らしく美しくありたいと思っています。男性も基礎化粧品を揃える時代、日本にも良い化粧品がありますが、世界の市場にチャレンジすれば、あなたをもっと美しくする化粧品が見つかるはずです。
ESPOIR 〜希望〜をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメントを投稿するにはログインしてください。