コロナウィルスは次々に新種を生み、私達はそれに翻弄されながらもこの数年を生きて参りました。今年こそはコロナとの戦いに終止符を打ちたいものです。
初めまして。私はKOSINと申します。
人生の大半を大きく過ぎ、ふと立ち止まると、今まで歩いて来た‘時間の道’のようなものが浮かんで来ることがあります。生き続けて行くと言うことを一口で語る事はとても出来ない、と首を横に振りながらもその時々が思い出されます。様々な人に助けられた時の感謝の気持ち、苦しさをやっとの思いで乗り越えた時のホッとした思い、家族や友と喜びあったひとときの幸福感、信頼していた人からの裏切りにあった苦い思い、それぞれが皆、私の時間を作ってきたのだと感動にも似た感情が湧いてきます。
そう思う私は、子育てのかたわら30年以上お茶や礼儀作法を教える仕事を続け、一方で陶磁器の世界に携わり、商品企画やテーブルコーディネートの仕事などをして参りました。
その中で沢山の人との出会いがあり、感嘆したり、教えられたり、触発されたり、考えさせられたりと、人によって学んだ事が多々ありました。家族を初めとし、どのような人であったとしても、人との関わりなしに人生は成り立たない、それは真実です。
これから書き綴ろうとしていることは、煎茶や抹茶の道から私が学んできた事、私が出会った素敵な人の話、日々の生活の中でのマナー、暮らし方の知恵などです。
ハードな仕事をこなしながら家族を支えている女性、あるいは子育て中でありながら人生を深めている女性、一人で自分の道を模索している女性とそれぞれに生き方は違っても、自分を見つめ、より素敵に生きたいと願うあなたのヒントにして頂ければと言う「希望」を込めた、そんな“ショートストーリー”です。
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