- 2025年6月29日
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半夏生(はんげしょう)の頃:お勧めの食材
二十四節気ではありませんが、雑節(季節の移り変わりを捉えた暦のこと)に「半夏生」(はんげしょう)と言う言葉がある事をご存じでしょうか?今年は7月1日とされていますが、大体7月2日から7日の七夕までの頃を言います。 農家では昔、この日までに田植えを終わらせる目安にしていたそうです。但し、良い意味ばかり […]
二十四節気ではありませんが、雑節(季節の移り変わりを捉えた暦のこと)に「半夏生」(はんげしょう)と言う言葉がある事をご存じでしょうか?今年は7月1日とされていますが、大体7月2日から7日の七夕までの頃を言います。 農家では昔、この日までに田植えを終わらせる目安にしていたそうです。但し、良い意味ばかり […]
ゴールデンウイークに禅寺「建功寺」を訪ねました。 2年ぶりに訪れた建功寺は、爽やかな緑に囲まれて、変わらぬ佇まいを見せていました。 枡野ご住職に久しぶりにお目にかかれる機会を得ました。お優しい眼差しや微笑みは変わられませんが、いくらかふっくらされて以前に増してお近づきやすい印象を持ちました。 私は枡 […]
6月21日は二十四節気の「夏至」(げし)にあたります。 一年で最も日が長く、夜が短い日とされます。ちょうど梅雨の真只中、日差しは少ないのですが、日毎に暑さが増しています。「夏至」は夏に至ると書きますが、実際は8月に一層暑くなります。そのわけは、地表や海が暖まるのに時間がかかり、一旦暖まるとその熱を保 […]
急に蒸し暑く感じられる様になってまいりました。6月11日は「入梅」(にゅうばい)です。 実際は気象庁の発表する「梅雨入り宣言」で私たちは梅雨に入ったと実感するのですが、「入梅」とはあくまでも暦の上で梅雨に入った事を言います。「梅」という字を使うのは、この時季、梅の実が熟するからだとされ、平安時代には […]
夏の二十四節気は「立夏」に始まり、「小満」と続き、6月に入りと「芒種」を迎えます。 今年の「芒種」は6月5日になります。「芒種」とは字を見ると、「芒」とはのぎとも読み、実の殻に針状の毛があるものを意味します。この時期ですと、麦秋とも言う麦刈り、そして米の種を蒔く頃と言うのが「芒種」です。でも、実際に […]
5月21日は二十四節気で言うところの「小満」(しょうまん)に当たります。 「小満」の意味はご存知でしょうか?「立夏」から始まる夏の二十四節気の2番目の季節を表す言葉です。自然の様子を想像して下さい。若葉が太陽の光を浴びどんどん成長していくように万物が勢いよく成長して天地に正気がみなぎる、そのような様 […]
春の色と言えば、ピンクや黄色。そしてピンクと言えば、まず桜をイメージしますね。レンゲ畑もピンクですが、明らかに桜のピンクとは違います。桃の花の色はピンクと言うより桃色と言った方がピッタリくると思いませんか?このように一口にピンクと言ってもさまざまです。ピンクは似合わない、と思っている人でもサーモンピ […]
今年は日本の暦、二十四節気に焦点を当て立春から追って書いています。 夏の一番目は5月5日の「立夏」(りっか)です。 「立夏」は字の通り、夏の兆しが見え始める頃、と言う意味です。今年は3月になっても雪が舞うなど安定しない日々が続きましたが、ゴールデンウィークの頃ともなると新緑が陽に輝き眩しいくらいです […]
八十八夜は立春から数えて88日目の日の事を言います。 童歌にもあります。「夏も近づく八十八夜‥」と。子供の頃手遊びをしながら歌ったものです。初物のお茶を飲むと1年間無病息災で過ごせると言われていますが、八十八夜にはもう一つの意味があります。八十八夜に稲の種まきをすると、秋にはお米がたくさん取れると言 […]
「日本地図を見ると列島のほぼ中央を山脈が走っています。」と小学校で習った記憶があります。 この「山」と言う言葉、子供の私には身近でした。生家は山のふもとにありました。その生家からさらに坂を下ると、バスが通る公道に出るのです。日曜日になると、祖父や父は戦時中に山を開墾して広げた畑にいる事が多く、昼近く […]