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希望

  • 2024年4月2日
  • 2024年4月2日

四月 卯月(うづき)の頃

今年は例年になく陽気が落ち着きません。毎年三月の上旬には満開になる近くの公園の人気樹木「こぶし」が花をつけたのは中旬を過ぎてからの事でした。その後も満開という言葉にはほど遠く、まばらに咲いた花を雨が散らしていきました。桜の開花も遅れ、三月下旬になっても近所の桜の蕾は硬いままです。この時期になってもダ […]

  • 2024年3月28日
  • 2024年3月28日

私がお薦めしたい本 『エレファントム』 象の不思議

新書や文庫本ではなく、たまには分厚い単行本を手に取ってみたくなります。今回ご紹介する『エレファントム』と言う本は時々読み返したくなる大好きな本の一冊です。著者はライアル・ワトソン博士、翻訳は福岡伸一氏と高橋紀子氏です。 まず、目次から拾ってみましょう。 第1章 白い象を見た少年 第2章 羊の皮を着た […]

  • 2024年3月15日
  • 2024年3月15日

「冠婚葬祭」の「冠」とは何でしょう②

「通過儀礼」の続きを説明致します。 5.初節句    赤ちゃんが最初に迎える節句を「初節句」と言います。女の子は3月3日の「桃の節句」。その日は雛人形を飾り、雛寿司や蛤のお吸い物で祝います。男の子は5月5日の「端午の節句」。地域によっては鎧(よろい)や兜(かぶと)を飾り、鯉のぼりを立てて健やかな成長 […]

  • 2024年3月9日
  • 2024年3月15日

「冠婚葬祭」の「冠」とは何でしょう ①

よく「冠婚葬祭」という言葉が使われますが、その「冠」の意味をご存知でしょうか。 「冠」とはもともと貴族が元服の時に行った「加冠の儀」でかぶった冠(かんむり)の事です。しかし、次第に「通過儀礼」一般を指すようになりました。「通過儀礼」とは人の一生の中で行う節目の儀式の事です。つまり人が生まれ、成長し、 […]

  • 2024年3月3日
  • 2024年3月26日

三月 弥生(やよい)の頃

今日は三月三日、雛祭り。女児のいらっしゃるご家庭では、お雛様を飾り、お祝いの夕食で賑わっているのではないでしょうか。ところで、家で「春はいつからの事を指すのだろう」と言う話になりました。 立春を過ぎた頃から太陽の光が一段と眩しく感じられる時があります。ロシアでは「光の春」と言うそうです。以前雑誌で春 […]

  • 2024年2月25日
  • 2024年5月14日

一人である事の考察

誰でも知っている事ですが、人間は一人で生まれ、一人で死んでいくものです。 人間は、たいてい家族と言う小さなコミュニティーを作ります。両親、兄弟、姉妹、夫、妻、子供、叔父、叔母が一緒に住めばみんな家族と呼ばれます。昔は長男が跡を取り、次男は分家になって独立しました。こうしてまた細分化されていき一族が広 […]

  • 2024年2月13日
  • 2024年5月14日

病気になった時の気持ち

私は今までに大きな手術を2度しています。 40代で胃癌を、2、3年前には股関節の手術をしました。また、50代でリウマチと診断され通院していますので、今も病気は常に身近にあります。 リウマチの病気の出方には様々なケースがあります。 実は母もリウマチで、亡くなるまで薬で痛みを抑えていました。母は産後一気 […]

  • 2024年2月1日

二月(如月)の頃

今年はエルニーニョ現象の影響で暖冬と言われています。しかしながら、大寒を過ぎたこの頃は、やはり寒さの厳しい日々が続きます。私もめっきり外出が減りました。 私はスマホの天気予報に、今まで訪ねた旅先の天気を全部入れています。天気をチェックする時、スクロールすると各地の予報が見られます。東京は晴れていても […]

  • 2024年1月25日
  • 2024年1月25日

歴史って!『エーゲ』立花隆著

今回は時の流れについて考えた事を書いてみたいと思います。 時、そして時間の流れとは、言葉を変えれば「歴史」とも言えます。通常「歴史」と言う言葉からは、何年に何が起きたかと言う、日本史、世界史の教科書で勉強した事を思い浮かべます。果たして「歴史」とはそのようなものでしょうか? 私がその事について考え出 […]

  • 2024年1月11日
  • 2024年1月11日

私のプチ禅的生活

昔から禅に興味を持っていました。遡れば、女流文芸誌『青鞜』で「元始、女性は太陽であった」と唱えた平塚らいてう女史も「禅」に興味を持ち禅寺に通ったといいます。20代の頃、禅の大家である哲学者の鈴木大拙さんの著作に取り組んでみた事もありました。でも当時の私には上滑りにしか捉えられず、禅はとても難しく思え […]

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