前向きに生きるために

湖に浮かぶ白鳥です。

このブログのタイトルは「エスポワール、希望」です。

副題に「素敵にあなたを」と致しました。これには年を重ねていく自分を励ます意味や、どのような女性も希望を持って明るく生きていって欲しい、そして私の勉強してきた事が少しでもお役に立てば、と言う様々な思いがこもっています。ですから、私のこれまでの人生で苦しかった事や愚痴になりそうな事はあえて書かないと決めています。白鳥は水面下でどんな足捌きをしていてもツンと首を伸ばして美しくあろうとしているように見えます。私も前を向いて空を見上げて生きていこうと思ってきたからです。

でも、生きていくと言う事は周知のとおり良い事ばかりではありません。幸せの反対の不幸せの代名詞と言える「苦、老、病、死」は誰でも経験いたします。しかも「苦」をひとつとってみても、望まないのに筆舌に尽くし難いほどの思いをする事もあります。そんな時でも人は生きていかなければなりません。

私は最近、人にはそれぞれに「生きる課題」があるのではないかと思うようになりました。

一例ですが、どうしても他人と比べずにはいられない人がいます。特に意識しているわけでもないのに急に自分が何か劣っていると思い込む。中には妬み心にもてあそばれる事になる人もいます。さらに負の連鎖に陥って、人を陥れようと躍起になることもあります。そう言う人が側に居たら大変です。意地悪や陰口、いじめの応酬です。年長者の場合は巧妙で周りに良い顔をしながら、ターゲットを孤立させるなど陰湿です。結局そのつけは形を変えて自分に戻ってくるのですが、本人は気がつきません。しかしその事がその人の課題なのです。逆に言えば、このような課題を持った人が側にいると気づいたら、あなたから離れる事をお勧めします。

「生きる課題」と言いましたが、自分の課題を知るには、自分を客観的に見るしかありません。私は50代になった頃、自分に起きた事柄を正負に分けてグラフにしてみた事があります。そして、その時どのような気持ちでいたか、さらにその後どう考え、どうしたかを振り返ってみました。

私のグラフは振れ幅が大きく、今までに何度も苦境に陥っています。すでに20代前半で絶望がどのようなものかわかっていました。その時必死で自分の心を見つめて「今何が私に残されているか」考えました。「健康」と言う言葉しか見つかりませんでした。若かったせいか、何とかなると思えました。

その後も超えられないと思うようなハードルがいくつもありました。ハードルのひとつは何といっても人間関係です。悪い人はいるのです。人を貶めようとする人もいます。そんな人は自分だけが可愛いのです。年齢も性別も関係ありません。今はあまりないのかもしれませんが、姑のいじめも経験しました。実は身内のことが一番厄介だったりもします。でも周りに誰かしら助言をくださる方がいらしてその言葉で私は救われてきました。

ある先輩は、「超えられないほどのハードルがある。」と話しましたら、「そのハードルをくぐり抜けなさい。」と励まされました。それがあなたの成長なのだと。人を変える事はできませんが、自分が変わる事はできると気づかされました。「課題」とは人間的な成長を促すための試練かもしれません。自分を縛っているのは自分なのだと思いました。前向きに生きる、と簡単に言っているようですが、生きると言うことは難しい事です。でも、全ては自分次第なのだと今は思えます。

俯瞰で自分を見る事ができれば、「自分の課題」に気づけます。自分を「課題」から自由に解き放つ事もできます。


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