12月になったら

12月を彩るイルミネーションです

一年が経つのは早いものです。気がつけば12月。美しかった紅葉も終わり、木々も早々に冬支度に入って行きます。

私達女性には一年のうちで一番忙しく、又華やぐ思いで過ごすのが12月だと言えるのでは無いのでしょうか。お茶を教える仕事をしていた時は12月の初めに「おぜんざい会」を開くのを恒例にしていました。お弟子さん達に、この冬を元気に乗り切って貰いたいと言う願いを込めて、大鍋でおぜんざいを作り、みんなで頂いたものです。

子供の小さかった時には、12月に入ったらすぐに大掃除やおせちの計画を立てました。そして15日頃には大掃除を始めたものです。普段手付かずになっている箪笥の引き出しや食器棚の一つ一つまで掃除をし、新しい敷紙に取り替えたり、カーテンを洗濯したり家の内や外を十日ほどかかって見直しました。

子供達が小学校に入り冬休みになると、子供達にも役割分担をして手伝って貰いました。そうこうするうちにクリスマスを迎えます。クリスマスには、友人達やお世話になった方を招いてホームパーティを開きました。子供達だけのパーティーを開いた年もあります。当時はケイタリングなども無く、全て私の手料理でした。子供のパーティーにはよく煮込んだミートソースのパスタを中心に一口でつまめるカナッペなどの前菜を何種類も作り、その飾りつけにには赤や緑やゴールドと行った色使いで雰囲気を盛り上げるための工夫を凝らし、子供達に楽しんでもらいました。

大晦日の5日前頃からお節料理に取り掛かります。黒豆や三色なます、数の子など煮汁や出汁に漬け込む時間を必要とする料理から順次作り始めます。食器や塗りのお盆(家では一人づつお盆の上に小鉢や豆皿などを使って盛り付けます)の準備、お正月用のお花を活けたりと、それはそれは大晦日の夜中まで忙しかった事が、懐かしく思い出されます。

本格的に外での仕事が忙しくなり、暮れの大掃除もままならなくなりました。そんな時は娘達に活躍して貰いました。家のお掃除も庭の掃除も出来るだけ私がしていたように、教えながら済ませて貰いました。元々料理が好きだった長女は手伝っているうちに腕を上げ、大学生になった頃には筑前煮なども任せられるようになりました。いっとき北海道から鮭を取り寄せ、丸ごと解体して、様々な料理を作って楽しんだ事もあります。次女はお魚の捌きかたが上手です。部位ごとに蒸し焼きにしたり、カルパッチョにしたり、焼き魚用としてタッパーに並べたり、鮭は捨てるところがありません。

そうこうする内に気がつけば、私の年齢も重なって、娘たちも仕事が忙しくなり休みも余り取れなくなりました。昨今は大掃除と言っても昔ほど念入りではありません。普段からちょこっと掃除とでも言うのでしょうか、気がかりな所だけ整理や掃除をするようにしていますが、普段滅多に手を入れていない換気扇や窓拭きだけを大掃除と称しているのです。お節料理も省略です。そのかわりお節料理は、和風、洋風、中華など新年に準備するお酒に合わせて名店から取り寄せるようにしました。ただ、私が作る黒豆と長女の作る鶏のオレンジ揚げは好評で、今もお正月料理の一品としてテーブルに乗ります。

本当に簡易になった暮れの仕事ですが、新しい年を迎えるにあたっての少し高揚するようなフレッシュな気持ちだけは、いつまでも持っていたいと思います。

そろそろお玄関の飾り付けを始めましょう。玄関には新春飾りと干支の置物でスッキリまとめます。リビングだけには少し奮発してお正月らしいお花をゴージャスに飾ります。

来年もどうか良い年でありますように。


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